2021年も残り僅かとなりました。
自分用の備忘録として、今年印象に残ったボードゲームをまとめておきます。
発売日は別として、今年初プレイしたボードゲームの中で楽しかったものを順不同でまとめました。沢山遊んでくださった方、遊ばせてくださった方いつもありがとうございます。
1、ワイルドキャッターズ/Wild Catters
初めて遊んでめちゃくちゃ痺れたゲーム。
まず、ボード見てください!ボードのアートワークがとにかく素敵。
ゲームは建物を建築し、石油を掘ってタンカーで運び最終的に運ばれた先でエリアマジョリティするゲーム。このゲーム、株という概念がありますが、株はコスト。相手のアクションに相乗りする時に株を払ったり、相手が自分の製油所に石油を載せたら石油を自分の株を払って買い取ったりするよ。このゲームのユニークなところは、自分の株がなくなったのに自分の製油所に石油を乗せられると買い取らなければならず、自社株がないと強制借金させられちゃう。ここが、面白くもあり怖いところ。かといって、基本は製油所に石油を乗せてもらうと嬉しいこともあり、悩ましい。
ルールは複雑そうに見えますが、遊んでみると意外と簡単。BGGでは4人ベストとなっていますが、3人プレイのオートマルールが素晴らしく、良いバランスでエリアマジョリティに加わってくるので、時間がかからない3人プレイもおすすめです。
遊びたい方は是非、持って行くので遊んでください!!
2、主計将校
第二次世界大戦の補給戦!重いテーマとは裏腹に手番で行うことはカードを1枚プレイするのみと遊びやすい。枢軸国(独日伊)と同盟国(米ソ英)のチーム戦で近隣諸国を攻めながら得点を稼ぐよ。4人プレイだと2か国担当してプレイ。いつか6人で遊んでみたい!!
国によって、カード効果が違い外へガンガン攻めていく国もあれば、内政を固めていく国もあり担当する国で戦略も変わりとっても面白い!来年もまだまだ遊びたいです。
3、ウォーターゲート/Water Gate
めちゃくちゃ面白い2人用ゲームがあるよ、と教えて貰い即購入!ニクソン大統領は隠ぺい工作を行い、それを暴こうとする記者との綱引き対決。「ウォーターゲート事件」がテーマ。独自のデッキを使い、手番ではカードを1枚プレイするのみ、だけど相手の足をひっぱったり攻撃を仕掛けたり両方のバランスもよくて毎回接戦になる。
なんと、数奇ゲームズさんから日本語版が出ると発表されているので、来年は楽しみですね!!
4、エンバーカデロ/Embarcadero
遊ばせて貰って、即購入したエンバーカデロ。サンフランシスコの海岸に乗り捨てられた船を利用し、建物をたてて発展させるよ。3ラウンドあり埠頭毎にエリアマジョリティや建築カードで得点化を行っていく。
毎手番次のラウンドに使用する手札を伏せて置くのが独特で面白ポイント。だんだん、建物が積まれて盤面が華やかになるので見た目も素敵!
5、マリア/Maria
2人用ルールもありますが、実質3人専用となるオーストリアの継承戦争をテーマにしたゲーム。これがめちゃくちゃ面白くて、ウォーゲームに興味を持ってしまった…!
ルールはかなり分厚い冊子を読み解かないといけませんが、遊び始めると出来ることはかなり簡単。補給をたもちながら陣地を広げていき、相手がいると戦争!この戦争がまた面白いんです。トランプのようなカードをお互い1枚選びプレイしていくのですが、相手より強いカードをだせなくなったら負けなんです。じわじわ弱いカードで攻めていくのが、一撃を狙って強いカードを出していくのか補充もないので残りの事も考えておかないといけないしカードを出す順番が凄く大事。
何度か戦争を繰り返すうちに、カードの順番の重要性に気付いてみんなで腹の探り合いをしながら遊びました。笑。
6、Dice Throne Adventures
キングオブトーキョーのような殴り合いが、拡張で協力ゲームになったよ。
この協力ゲームがとっても面白かった!
グルームヘイブンのように、探索しながらみんなでダイスのカケラを集めていくよ。
タイルをめくると時にはモンスター、時にはお宝を手に入れながら進んでいく!ダイスのカケラを集めると、いよいよボス戦!!!!
その前にRPGのごとく、宿屋に立ち寄れる。
宿屋では、身体を休めて体力回復。装備を購入したり整えて、いざボス戦へ!!
遊んだ時はボス戦で敗退しちゃったけどダンジョンを進めてみんなで協力していくのがとっても楽しい。
ダイスも運だけでなく、装備で攻撃力を強化したり防御を整えることができて、強くできるよ。言語依存が高いので、中々ハードルが高いけどbgg評価も高く面白いので、もっと流行ってほしいです。
7、インペリアルスチーム/imperial steam
皆んな大好き鉄道ゲーム!お金が勝利点で毎ラウンド全額使い切る程カツカツの苦しい(楽しい)ゲーム。お金がないと投資家に株を渡し終了時に1株10%渡さなきゃいけない鬼畜っぷり。よくある鉄道ゲームと違い、街への出荷枠を争ったり希少な資源争いをしたりの重要度が高く、インタラクションの塊だ!8ラウンド行うか、誰かがトリエステに線路を繋ぐと終了トリガーとなるが、たいていは6ラウンドぐらいでトリエステに繋ぐので思ったより早く終わるよ。
アクションの数が多くインストが大変だけどアイコンでわかりやすく書いてあるので説明しやすい。Engamesさんで日本語版が出版されると決まっているので楽しみですね!
8、フューダム/Feudum
見た目が超かわいいのに、めちゃくちゃやばいゲームと聞いていたゲームをついに遊ばせて貰えた!!アートワーク可愛すぎ!コンポーネントにメロメロ。
遊ぶ前からめちゃくちゃテンション上がりっぱなし。見た目が素敵なゲームってそれだけでもう最高だね!
アクション数が多くて、手番で出来る選択肢が多いからインストするのは大変だけど、意外と出来る事は限られてる。細かい戦闘ルールもインストして貰ったけど、遊んだときは1度戦闘があったのみでほぼ戦闘せず平和なゲームだった。戦闘する余裕ないぐらい、あれもこれもやりたい。この量をインストして遊ばせて貰えたことに感謝です。
9、ヴィンディケーション/Vindication
今、もっとも欲しいボードゲーム!!!重量級の見た目をしているけど、プレイ感めちゃくちゃ軽くてびっくり。2時間程で終わるよ。船から放り出されて漂着した人が段々自信を取り戻していく。最初ボロボロの見た目なのに、裏返すと自信に満ち溢れた顔になっていく。これめちゃくちゃ楽しい!基本セットにも拡張が含まれているし、別売りの拡張もモリモリついてるので何度もリプレイできちゃう。また遊びたいなー!
(画像:bggより)
10、Now or Never
ロールプレイングゲームを遊んでいるような冒険感…!対戦しているけど同志のような仲間意識。みんなで旅をしている感覚を味わえる新感覚なそんなボードゲーム。同作者のa bove and belowなどは遊んでいないので、比較は出来ないですがレガシーを遊んでいるようなそんな感覚になる6ラウンドでした。4人プレイだったので1ラウンド結構かかる。後半は1ラウンド1時間かかった。考えることが沢山あるので、人の手番にゆっくり考えることができましたが、2人・3人でもプレイ感は変わらなさそうです。
(画像:bggより)
他にも面白いゲームが多く、選ぶのにとても悩みました。
異世界ギルドマスターズやThe Search for PlanetX、コーヒートレーダーズやカスカディア、クラウドエイジも面白かったー!
楽しいゲームがあふれているので、好きなゲームを聞かれると決めきれなくてとても悩みます。
そして、こんなに沢山のゲームをインストして頂き遊ばせて頂いた仲間に感謝!
来年もまだまだ遊びたいゲームが沢山あるので、皆さま是非お付き合いください。
今年は年末の一大イベント!!!ハイフロンティアを遊んでボドゲ納めになりそうです。
良いお年をお迎えください。
Comments